HUAWEI P10 レビュー

ファーウェイが国内向けに販売するSIMスマートフォン「HUAWEI P10」は、どのような特徴があるのでしょうか?

ダブルレンズカメラや約5.1インチフルHD対応ディスプレイをはじめ、各部の名称や役割を確認しましょう。

Leicaとの協業によるダブルレンズカメラを搭載。インカメラもLeicaを採用

HUAWEI P10にはドイツの老舗光学機器メーカー「Leica(ライカ)」との協業によって開発された「ダブルレンズカメラ」が搭載されています。

カラーとモノクロのイメージセンサーと組み合わせたユニークな構造で、美しい写真を撮ることができます。

メインカメラだけでなく自分撮りなどに使うインカメラにもLeicaが採用されています。

世界各国のカメラ専門誌などが選ぶ「TIPAAWARDS 2017」で「BEST PHOTO SMATPHONE」を受賞するなど、高く評価されています。

スマートフォンとしては世界初となる前後併せて3つのLeicaレンズを搭載している

カラーと仕上げで選べるラインナップ

HUAWEI P10のカラーバリエーションは4色がラインナップされていますが、カラーによって、背面の仕上げが異なります。

ダズリングブルーはハイパーダイヤモンドカットによる細かい模様が付けられ、プレステージゴールド、ミスティックシルバー、グラファイトブラックはつや消しの仕上げが施されています。

大容量バッテリーと急速充電対応で、1日安心して使える

HUAWEI P10はコンパクトなボディに、3200mAhの大容量バッテリーを内蔵しています。

標準的な使い方で、約1.8日の利用が可能です。

急速充電にも対応し、付属のACアダプターで30分間、充電すれば、約1日分の利用可能になります。

短い空き時間でもすぐにバッテリー残量を増やすことができます。

標準的な使い方で約1.8日使える3200mAhのバッテリーを搭載している

薄さ約7mmのもちやすいデザイン

HUAWEI P10は幅が約69.3mm、薄さ約7mmというコンパクトなボディにまとめられています。

ボディの周囲や背面は穏やかな曲線で仕上げられ、背面のカメラ部なども突起がなく、手に持ったときにフィットするデザインになっています。

パッケージには背面に装着する樹脂製のクリアカバーが同梱されています。

ディスプレイには美しさとホールド感を高める2.5D曲面加工を施した第5世代のCorning Gorilla Glassが採用されている

HUAWEI P10の各部名称

HUAWEI P10 は前画面に約5.1インチのフルHD対応液晶ディスプレイを搭載し、右側面には電源ボタンが備えられています。

前画面中央上にはフロントカメラや受話口、前画面中央下には指紋スキャナー、背面にはダブルレンズカメラやデュアルトーンフラッシュなどが搭載されています。

下面にはヘッドセットジャック、スピーカーがあり、充電時やパソコンとの接続に利用する外部接続端子ろして、USB Type-Cポートが備えられています。

左側面の小さな穴に付属のSIM取り出しピンを挿すと、カードトレイを取り出すことができ、カードトレイにはnano-SIMカードとmicroSDカードを1枚ずつ、もしくは2枚のnano-SIMカードが装着できます。

HINT
指紋スキャナーはナビゲーションキーとしても使える

本体前面の指紋スキャナーは、指紋を登録した指を当てて、ロック解除するときなどに使いますが、設定を変更すると、「戻る」キー「ホーム」キーなど、本体操作に利用するナビゲーションキーとして使うことができます。

HINT
2枚のSIMカードを併用できる

HUAWEI P10のカードトレイには、nano-SIMカードとmicroSDカードを1枚ずつ、もしくはnano-SIMカード2枚、装着できます。

2枚のnano-SIMカードを装着したときは、microSDカードが利用できませんが、2枚のnano-SIMカードの両方の電話番号で待受ができます。

たとえば、片方には音声用のnano-SIMカードというように組み合わせたり、海外では片方に国内のSIMカードを挿して、音声の着信を受け、もう片方に渡航先のプリペイドSIMカードを挿したりといった使い方ができます。

HINT
nano-SIMカードは装着する向きに注意しよう

HUAWEI P10のカードトレイにSIMカードを装着するときは、カードトレイの切り欠きとSIMカードの切り欠きを合わせ、向きを間違えないように装着しましょう。

SIMカードは小さいので、着脱時なくさないように、注意しましょう。